Kデスクトップ環境

9.6. Synth_DELAY

ある時間だけ入力信号を遅らせます。時間の指定は0と1の間で、遅延は0秒から1秒の間です。

この種の遅延はフィードバックストラクチャでは使えません。 これは可変遅延だからです。動作中にもその長さを変更することができます。 ゼロまで下げることもできます。しかし、フィードバックストラクチャでは、 そこからの出力は次のサンプルで計算しなければならないので、 シンセサイズ中に値がゼロに落ちるような遅延は重大な状況を引き起こします。

セットアップでは CDELAY を使ってください。 定数に決まった(0.001秒の)遅延をフレキシブルな遅延に結合します。

CDELAY と DELAY を結びつければ、 長さを変えられてしかもフィードバックループの最小値を持つ遅延を作ることができます。 CDELAY が入っていることを確認してください。