音楽を作るのに重要な道具の一つにミキサがあります。 もちろん、aRtsでミキサを作成することができます。 それには、数100ものモジュールが Synth_BUS_DOWNLINK をいくつか取るようにして、 そしてそれを組み合わせ(コントロールパネルが必要かもしれない)、 それらをアップリンクかサウンドカードに送らなければなりません。
とにかく、ミキサのチャンネルを10個から16個に拡張するには、大変な労力を伴うでしょう。 自力で6個のチャンネルを作らなくてはいけないのですから。
この問題を解決するため、Gui_MIXER が作られました。 これにウィンドウを割り当て、自分のミキサの1つのチャンネルがどのように見えるかを記述したストラクチャを与えます。 そのミキサがデータを取り入れるもとのバス名と、それがどこに(他のバス)置かれるかを指定します。
そして重要なのは、GUI_MIXER によってチャンネルがいくつ欲しいか指定することができる、 ということです。 起動すると、Gui_MIXER はチャンネルストラクチャの1つをチャンネル1つ1つに対して作成します。 そのため、10チャンネルのミキサを16チャンネルミキサにするには、パラメータを1つ変えれば済みます。
もちろん、チャンネルがどんなパラメータを取るかは知っておく必要があります。 これは単なる親のウィジェットです(だからパネルを置くことができます)。 データを取り入れるもとのバス名、データを送り出す先のバス名も知っておかなければなりません。 パラメータはparent, input, output という名前でなければなりません。 Gui_MIXER はチャンネルに01から指定したチャンネル数の番号を付けます。
詳しくはモジュールのリファレンスを参照してください。