Kデスクトップ環境

3.5. Part の埋め込み方 - OPFrame クラス

完全機能の Part コンポーネント作成方法をもう説明しましたが、Part が実際どのように表示され/示されるかについてはまだ説明されていません。 Part は単純なQWidgetsではなく、ここで解説が必要となるCORBAオブジェクトです。これは、OPFrameクラスです。OPFrameは、事実上QWidgetですが、QtのQXEmbedとの論理上は、Part ウィジェットウインドウを埋め込んでいます。 OPFrame使い方はとても簡単で、たいていはこのコードは次のようになります:

   1 ... アプリケーションウィジェットの一部 ...
   2 myFrame = new OPFrame( the_parent_widget );
   3 myFrame->attach( a_reference_to_the_part_we_want_to_embed );
   4 myFrame->show();

上のサンプルに加えて、Part をdetach()することができます。 これは最後に行うべきでしょう。 ちょっとopFrame.hを見てください。これはドキュメントになっています。

最後にOPFrameについて知っておかなければならない重要なことは、このクラスが Part 保持に関係するKOMリファレンス(KOMVar変数を使用しています。)を内部的に使用するということです。 これは、OPFrameを使用する際に、2つの可能性があるということです。