The K Desktop Environment

3.2. 編集 メニュー

編集(E)->元に戻す(O) (Ctrl-Z)

最近の操作の結果を除去したり戻したりするのに使います。 このような操作について詳細については、このヘルプファイルの履歴をグループ化を参照するとよいでしょう。

編集(E)->やり直す(D) (Ctrl-Shift-Z)

これは最後に「元に戻す」によって行われた操作の結果を元に戻すものです。

編集(E)->元に戻す/やり直すの履歴(H)

この項目を選択すると、ディスプレイボックスが開かれ、そこには左側に最近行われた操作の一覧、右側には最近'元に戻された'操作の一覧が表示されます。 またボックスの右側に3つのボタンがあり、それぞれ取り消しやり直し閉じるとラベルが付けられています。 取り消しボタンをクリックすると、元に戻すリストの先頭にある操作が取り消され(リストからも取り除かれ)、該当する操作がやり直すリストの一番上に現れます。 同様に、やり直しボタンは、取り消された操作をやり直し、その操作を、元に戻すリストの先頭に移動させます。 どちらのリストでも、先頭から2番目以降の項目をクリックすると、先頭からその項目までの操作が選択されたことになります。 この後で、対応するボタンをクリックすると、選択された操作が全て、元も戻される/やり直される ことになります。 これはどこまで処理したいかを分かっている時 - 一操作づつ戻したりやり直したりせずに済むので - 便利な機能でしょう。

編集(E)->切り取り(U) (Ctrl-X)

このコマンドは現在選択されている部分を削除し、それをクリップボードに置きます。 クリップボードは、アプリケーション間でデータをやりとりする為に目に見えないところで働いているKDEの機能です。

編集(E)->コピー(C) (Ctrl-C)

現在選択されているテキストをクリップボードに置き、他のところへペーストできるようにします。 クリップボードは、アプリケーション間でデータをやりとりする為に目に見えないところで働いているKDEの機能です。

編集(E)->ペースト(P) (Ctrl-V)

クリップボードの中身を、カーソルのある位置に挿入します。 クリップボードは、アプリケーション間でデータをやりとりする為に目に見えないところで働いているKDEの機能です。

編集(E)->全て選択(A) (Ctrl-A)

ドキュメントの全体を選択します。 ファイルの中身を一括で他のアプリケーションにコピーするのに便利でしょう。

編集(E)->選択を反転(S)

現在選択されていないテキストを選択し、現在選択されているテキストを選択解除します。 - すなわち現在の選択状態を逆にするのです。

編集(E)->検索(F) (Ctrl-F)

ドキュメント内を検索するテキストを指定する検索ダイアログを開きます。 ここには小さなテキストボックスがあって、ここに検索パターンを入力できる他、ドロップダウンリストから選択することもできます。 テキストボックス端の下向き矢印をクリックして最近指定した検索パターンを指定できます。 その他により効率的に検索するための項目があります。 大文字小文字を区別を選択すると、検索パターン内の大文字小文字の状態も一致するもののみを検索するようになります。 後ろ向き検索は、検索を上に向かって行うようにします。 選択されたテキストをチェックすると、現在選択されているテキストの範囲内のみを検索します。 全語一致のみは、検索パターンを部分に含むものにマッチしてしまうのを防ぎます。 カーソル位置からオプションは、検索を現在のカーソル位置から開始します。そうでない場合にはドキュメント先頭から行われます。

編集(E)->次を検索(N) (F3)

最後に行った検索を繰り返します。検索ダイアログは表示されません。

編集(E)->置換(R) (Ctrl-R)

置換ダイアログボックスを表示します。 置換ダイアログは 置換するテキスト: という入力可能な ドロップダウンボックスがある点を除けば、上で述べた検索ダイアログと同じです。 このダイアログを使って、検索するテキストとそれを置き換えるテキストを指定できます。 さらに 置換の確認 オプションで置換の前に毎回 KWrite はユーザに確認してきます。

編集(E)->ファイルの挿入(I)

ファイル 開く ダイアログボックスを 開くことによって、開いている文書に完全にファイルを挿入できます。 点滅しているテキストカーソルの位置にそのファイルの内容が入ります。