aRts で何かをしようとするとき、例えば aRts と Brahms で作曲するとき、 シンセサイズのストラクチャを起動した後に おそらくたくさんの情報を設定することになります。 どの楽器をどのチャンネルに繋げるか決めたり、ミキサのパラメータを調節したり、 楽器を微調整したり、エフェクトを設定したりします。
セッション管理は、例えば Brahms-Pop-Song1 のために必要な設定を保存します。 そのため、曲を保存してあとでまた取り組みたいときには、 aRts の _as well_ の「保存」ボタンをクリックしましょう。 当然ですが、Brahms の曲は保存されません。 現在の設定は .arts-session という拡張子を付けて保存してください。
次の日に同じ曲にもう一度取り組みたいときには、 artsbuilder を起動してからメニューの「セッションを開く」を選びます。 するとセッションが開き、ミキサの設定、楽器のパラメータなど、前に残して置いた状態が復活します。
これはプロのスタジオが何千ドルも掛けてやっていることです;)。 (でも、プロはもちろん本物のスライダを使っています。 それらは小さなモータを動力として元の位置に戻るようになっています。)
重要: セッション管理は、セッションの使うストラクチャに変更を加えないようにしないと動作しません。 例えば、モジュール(またはスライダ)を楽器、ミキサなどに追加すると、 保存したセッションが大丈夫かどうかは保証できません。 これには、使用したストラクチャをすべてセッションと一緒に保存できるようにするなど、 バグフィックスが必要です。