Korganizerを起動すると、Korganizerのメインウィンドウが最初に表示されます。このウィンドウにはメニューバー、ツールバー、月間カレンダー、現在のイベント表示、タスクリストなどいくつかのコンポーネントがあります。カレンダーはデフォルトで今日の日付を表示します。
保存、ロード、アポイントメントの追加と削除、印刷など、カレンダーの主な動作をメニューから実行できます。
The ファイルメニューからカレンダー全体に関する機能を使うことができます。
新しいメインウィンドウを開きます。カレンダーを同時に2つ見たい場合などに使います。
新しくロードするvCalendarを選択するファイルダイアログを開きます。現在開いているカレンダーに変更を加えた場合は、新しいカレンダーをロードする前に変更を保存するかどうかを聞いてきます。
最近使ったカレンダーのリストを表示します。ファイルダイアログを開かないので目的のカレンダーをすばやく開くことができます。
現在開いているウィンドウを閉じます。開いているウィンドウが1つしかない場合は、[終了]と同じ動作になります。
カレンダーをディスクにセーブして、カレンダーの変更を保存します。カレンダーに名前がない場合は、名前を付けて保存と同じ動作になります。
ファイルダイアログが開き、現在の名前とは違う名前を付けることができます。カレンダーに行った変更を保存したいけれども、初めのカレンダーとは別なものにしておきたいときに便利です。
Tkウィジェットセットを使ったUNIX用のよく使われているけれどもやや古いカレンダープログラムのicalを使ったことのある人なら、アポイントメントやイベント、To doリストをKOrganizerに直接インポートしたいと思うでしょう。この動作を実行すると、ホームディレクトリの.calendarファイルを読み込んで、現在のカレンダのエントリとマージします。この動作中にエラーやエラーと思われることが起きた場合は、そのことを知らせるメッセージボックスが表示されます。
別のvCalendarファイルの内容を自分のカレンダーに加えたい場合、この機能を使います。エントリが少ないvCalendarファイルをEメールなどで受け取った場合に使用すると便利です。
印刷セットアップダイアログが開き、どのように印刷するかを設定できます。詳細は印刷のセクションを参照してください。
現在のカレンダーを印刷します。
印刷プレビュープログラムを使って現在のカレンダーを表示します。プレビューに使用するプログラムをオプションダイアログから選ぶことができます。
Korganizerを終了します。現在のカレンダーに行った変更が保存されていない場合は、終了する前に保存するようメッセージが表示されます。
The 編集メニューにはアポイントメントを編集するときに使う機能があります。
選択したアポイントメントをカレンダーから削除し、クリップボードに保存します。
選択したアポイントメントをカレンダーから削除せずにクリップボードにコピーします。
クリップボードの内容をカレンダーに挿入します。クリップボードには以前の切り取りまたはコピー操作で保存した、またはKorganizerの外部で選択した有効なvCalendarがなければなりません。クリップボードの内容が有効でない場合は警告が表示されます。
アポイントメントの現在の表示を変更するオプションです。
さまざまなアクションを行ってカレンダーを変更できます。
アポイントメントウィンドウが開き、新しいアポイントメントを作成できます。デフォルトでは、アポイントメントは現在選択されている日付から始まります。
アポイントメントウィンドウが開き、新しいアポイントメントを作成できます。このモードのデフォルトでは、アポイントメントは時間と関連付けられていません。特定の日や日数の間に行うべきことを忘れないようにするために使います。
アポイントメントウィンドウが開きます。選択したアポイントメントがフィールドに表示され、編集できるようになっています。
選択したアポイントメントを削除するかどうか確認するダイアログが表示されます。[はい]と答えるとアポイントメントをカレンダーから削除します。
検索ウィンドウがポップアップし、アポイントメントを日付や語句などで検索できます。
現在のところ使用できません。
プログラム全体に共通の設定オプションのメニューです。
ツールバーの表示/非表示を設定します。
画面下のステータスバーの表示/非表示を設定します。
オプションダイアログが開き、日付/時間表示形式やフォントなどの共通オプションを変更できます。
Korganizerについてのヘルプを表示するにはいくつかの方法があります。
Korganizerのオンラインヘルプマニュアルの目次です。
選択後、オブジェクトをクリックすると文脈に応じたヘルプが表示されます。ただし、いずれのオブジェクトに対するヘルプもこのマニュアルを最後に更新したときに書いたものではないので、決して便利とは言えません。誰か書き直してくれませんか?
恥ずかしながらKOrganizerの作者について書きました。